菌根菌キノコ類の発生試験
■目 的 : バイオビリオンが菌根菌を活性化することから、自然環境の中で菌根菌キノコに与える影響を調査するために試験を実施した。
■試験場所 : 長野県内アカマツ林
■試 験 品 : バイオビリオン ペレット
■試験方法 : 1㎡当たり100gを撒布(面積約400㎡)
■撒布時期 : 平成22年6月、平成23年6月、平成24年6月
■キノコ発生状況の確認 : 毎年10月中
■試験結果(キノコの発生状況の推移)
①1年目:平成22年10月の調査結果 : ショウゲンジの発生が散見された。
②2年目:平成23年10月の調査結果 : 天候の影響から菌根菌、腐生菌のキノコ類の発生は全く見られなかった。
③3年目:平成24年10月の調査結果 : ショウゲンジの群生が試験地全体で見られた。
クロカワの発生も見られた。
■考 察 : 菌根菌キノコ(ショウゲンジ)の大量発生が確認されたことから、バイオビリオンが植物の根を活性化することにより菌根菌が活性化され、菌根菌キノコの発生に有効であることが確認された。
群生するショウゲンジ (写真撮影:平成24年10月20日)
※白く見えるのは木漏れ日




発生したクロカワ (上:生えているところ 下:採取したところ)


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